◆ ファミコン琉拳とは? ◆
ここ数年のテレビゲームの進歩は凄まじいものがある。
しかし反面、その進歩したゲームに馴染めず、或いは疑問を持ち、古き良きファミコンに帰ってくる人が増えている。
俺もその一人である。
人は誰しも 感受性が豊かな少年期に見聞きしたものを過大評価しがちだ。
『今のゲームはつまらない。ファミコンは良かった。』
それが多分にノスタルジーだとわかっていても そう思ってしまうし、そう信じていたい。
もちろんゲームだけが変わったわけではない。
年を重ねるにつれ、子供独特の集中力・純粋さ・ゲームに集中できる情熱を失い始め、
また何かと多忙な毎日から、ゲームに没頭するだけの時間を失ったのも事実である。
今のゲームを楽しいと思えないのは、今のゲームが不出来だからではなく、
実は今の自分自身とそれを囲う環境が変わってしまったからかもしれない。
ファミコン琉拳とは、これらの事実を踏まえた上で それでもファミコンは素晴らしいということで、
自分の記憶に残るゲームを紹介して行き ゲームの本質について考えて行こうという流派である。
(2001/04/30)
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